山田翔太・吉川貴史

勇ましい山田さんと吉川さん

スーパー幼馴染コンビ

幼少時代から高校、大学、社会人に至るまで、ずっと一緒の道を歩んできたと顔を見合わせて笑う2人は、ホッケー日本代表候補の幼馴染コンビ、山田さんと吉川さん。まるで漫画のようなストーリーだ。

2人とも、夏は姉川で泳ぎ、冬は雪合戦やスキーをしたり、米原の大自然の中で生まれ育ち、遊びを通して、自然と体力を養い身体能力が高まったという。聞いてみると、自分達だけが特別だったのではなく、クラス全員運動神経が良かったと話してくれた。そして、小学校3年生からホッケーを始め、各世代で軒並み優勝や準優勝という輝かしい成績を残し、現在は厳しい日本代表選考で勝ち残るために、日々練習に励んでいる。

プレーする山田さん

フリックとロングストロークを武器に戦う山田選手

得意なプレーはフリックとロングストロークと話す山田さんは、中学校の時にホッケーが嫌いになった。フットサルのような小さなグラウンドでする6人制ホッケーが合わず、練習も休みがちになった。そんな山田さんだったが、11人制ホッケーとの出会いで状況は一変する。広いフィールドで、持ち前のストローク力が生きる11人制ホッケーは違うスポーツのように楽しく、めきめきと頭角を現した。そして現在、フリックや正確なロングストロークを武器に日本代表でもその活躍が期待されている。フリックは得点シーンを生む一番の見せ場。プレッシャーはあるが、日本代表のフリッカーとしてゴールを量産したいとと話してくれた。

防具をつけて歩く吉川さん

身体能力を生かしたセービングが得意な吉川選手

吉川さんは、2人のお姉さんの影響でホッケーを始め、持ち前の身体能力を生かし、セービング能力の高いキーパーとして活躍している。高校の時は、キーパーの傍らフィールドプレイヤーもやっていたとの事で「大谷翔平選手より先に二刀流をやってました」と笑顔が弾ける。また、ホッケーの絆で結ばれた家族は、全国各地の試合に家族旅行を兼ねて応援に来てくれるという。家族の応援が何より励みになると話してくれた。そんな吉川さん、3人の日本代表キーパー候補選手の中で、オリンピックに出場できる1枠を争っている。まずは日本代表キーパーに選ばれる事、そして金メダル獲得が目標と話してくれた。

インタビューを受ける山田さんと吉川さん

大好きな米原へ恩返しを

米原が好き!と答えてくれた二人。米原の環境がなければ、今の自分たちはない。自分たちのように、多くの子どもたちにホッケーをやって欲しいと話してくれた。

山田さんは、なるべく現役でホッケーを続け、将来は子ども達にホッケーを教えたい。特に、フリックの技術など自分にしか教えられない事を伝えていきたいと話してくれた。吉川さんは、オリンピックをチャンスとして、世界で認められる選手になり海外でプレーをしたい。将来は指導者として関わり、キーパーの技術を伝え、米原そして日本のホッケーを強化したいと話してくれた。

東京オリンピックに向けて、まず日本代表のメンバー入りを果たし、金メダルを獲り、地元の応援に応えたいと意気込みを話してくれた。