米原市シルバー人材センターを知る！

米原市シルバー人材センターは、地域社会への貢献や生きがいを求める60歳以上の元気な会員さんが一般家庭を中心に生活をサポートする支援サービスで、現在800名を超える会員さんが在籍している。自分の得意分野の「知識」「経験」「技能」を存分に発揮して、様々な人の生活を下支えしている。さらに、利用者の費用負担が少ないのも嬉しいポイント。そんなスーパーマン集団にも見える米原市シルバー人材センター。もっと詳しく知るために、今回、事務局長の北森さん、業務担当の伊賀並さんにお話を伺った。

シルバー人材センターには多くのことを頼むことができる。北森さんによれば、シルバーは軽易な仕事、葉刈り、草刈、簡単な大工仕事、障子・襖・網戸の張り替え、ペンキ塗りなどの他、お掃除（エアコンの簡易なお掃除も可能）、調理、お留守番、買い物、付き添い、お墓のお世話、粗大ゴミ処分のお手伝いなど、実に様々なことをお願いすることができる。さらに、どんな些細なことでも気軽に頼めるようで「その仕事どこに頼むの？という仕事については、一度ご相談ください。となりの親戚のおじいちゃん、おばあちゃんみたいな感じで思ってもらえれば。」と伊賀並さん。“何か困ったことがあったら、シルバー人材センターへ”が合言葉になりそうだ。

シルバーさんの仕事ぶりについて聞いてみると、「とにかく、段取りが上手いシルバーさんが多くて、仕事に無駄がないので、利用者さんからに評判が良くて満足度は高いです。」と北森さん。加えて「手際が良い」「真面目」などの声や、「年の功でしょうか、穏やかでコミュニケーション能力が高いです」とも話してくれた。そのため、シルバーさんと利用者さんとの間で信頼関係ができることも多く、シルバーさんを指名してリピーターになる利用者さんも増えているようだ。極めつけは、意識の高いシルバーさんともなると、気配り上手でいろんな事に気がつき、自ら仕事をとってくる営業マンのような人もおられるらしい。

シルバー人材センターに寄せられる仕事の依頼は実に様々で、多岐に及んでいる。その中で引き受けられない仕事もあるようだ。「シルバーさんの年齢的なものを考慮して、危険が及ぶかもしれない仕事は事前にお断りしています。」と北森さん。「元々大工をされていたシルバーさんも在籍しているので、DIYのお手伝いやどうすれば良いかの相談はできますが、解体作業などは危険が及ぶ可能性があるので引き受けられないんです。」と伊賀並さん。シルバー人材センターでできない事でも、「ここに頼んでみたら？」「こうしてみたら？」など相談や提案を真摯にアドバイスしてくれるので嬉しい。

シルバー人材センターへの仕事の依頼は、まず電話やメールを通じて仕事内容の相談をしてもらい、内容に応じて職員さんが現場下見をして、見積り、契約という流れになっている。詳しくは、米原市シルバー人材センターのホームページを見てほしい。北森さんによれば「利用者さんとシルバーさんの間にコーディネイターとして職員さんが入るので、シルバーさんに直接言いにくいことも職員に伝えてもらえれば上手にコーディネイトさせてもらいます。」と話してくれた。とにかく何か困ったらシルバー人材センターに相談してみてはいかがでしょう。楽しい米原暮らしの第一歩です！